Salesforceの重複レコードの整理

取引先マージツール

重複して登録された取引先を検出し、マージします。

Salesforceの一致ルールで検出した重複レコードを、指定した条件でマージします。実行前のバックアップと、項目単位の変更履歴も自動で保存します。

取引先マージツールの重複レコード一覧画面

検出からマージまでを自動化

MAツールやWebフォームと連携している環境では、同じ企業の取引先が重複して作成されることがあります。Salesforceの標準機能ではマージを1件ずつ操作する必要があるため、件数が増えるほど作業の負担も大きくなります。

本ツールでは、重複レコードの検出からマージ、実行前のバックアップまでをSalesforce上で行えます。

重複レコード一覧。検出した重複がグループ単位で並ぶ

重複レコードの検出

一致ルールに該当する取引先を、重複グループ単位で一覧表示します。判定の根拠となった項目と値も確認できます。

自動実行スケジュールの設定画面。実行間隔と次の実行時刻を指定する

手動実行と自動実行

画面上のボタンから手動で実行できるほか、定期的な自動実行も設定できます。自動実行の間隔は、15分ごとから1日1回までの4段階から選べます。

バックアップ一覧。取得日時、復元の期限、削除予定日、重複数が並ぶ

実行前のバックアップ

マージの実行前に、対象レコードのバックアップを自動で作成します。取得日時、復元期限、対象件数を一覧で確認できます。

重複の判定とマージの設定

設定するのは、重複の判定条件、マージ後に残すレコード、項目値の引き継ぎ方の3点です。判定に使う項目が未整備の場合は、項目の整備からご相談いただけます。

Salesforceの一致ルールの設定画面。法人番号の完全一致で判定している例

重複の判定条件

Salesforceの標準機能である一致ルールを使用します。法人番号やWebサイトのドメインなど、判定に使う項目は自社の運用に合わせて設定します。

残すレコードの選択。作成日が最も古いレコードか、最も新しいレコードかを選ぶ

マージ後に残すレコード

作成日が最も古いレコードと、最も新しいレコードのどちらを残すかを選べます。商談や活動履歴が先に作成されたレコードに蓄積されていることが多いため、通常は作成日の古いレコードを残します。

項目の引き継ぎ方の選択。空欄のみ補完するか、新しい値で上書きするかを選ぶ

項目値の引き継ぎ

残すレコードの空欄だけを補完する方法と、重複レコードの値が新しい場合に上書きする方法から選べます。

実行履歴と復元

自動実行に切り替えた後も、実行結果と変更内容を確認できます。

マージ履歴。成功と失敗の件数、日時、重複件数、所要時間が並ぶ

マージ履歴

実行日時、残したレコード、対象件数、処理結果を記録します。取引先名や期間で絞り込めるため、失敗した処理の確認や個別対応にも利用できます。

項目ごとの差分。マージ前後のマスターの値と、補完か上書きかを表示する

項目単位の変更履歴

マージ前後の値を項目ごとに表示します。空欄の補完と値の上書きも区別して確認できます。

バックアップの詳細画面。復元の手順と、元の紐付けを持つ関連レコードの件数を表示する

バックアップからの復元

マージ前の項目値と、商談・取引先責任者の紐付けを復元できます。実行前に、対象レコードと関連レコードの件数を確認できます。

利用環境

Salesforce上で動作

Salesforceの専用タブから操作します。外部ツールを併用する必要はありません。

対象オブジェクト

対象は取引先(Account)の重複です。

データの処理範囲

重複の検出からマージまでSalesforce組織内で完結し、データを外部へ書き出すことはありません。

導入の流れ

1
お申し込み
無料トライアル、または導入のご相談から
2
Salesforceへの接続
Salesforce組織への接続と、現在の重複状況の確認
3
マージ条件の設定
判定条件、残すレコード、項目値の引き継ぎ方を決定
4
検出と実行
検出結果を確認したうえでマージを実行し、必要に応じて自動実行へ切り替えます。

導入前の確認事項

  • 判定条件の設計が前提になります
    何を同じ企業とみなすかは、会社ごとに異なります。拠点やグループ会社を別の取引先として管理している場合は、それらをどのように扱うかも含めて判定条件を決める必要があります。一致ルールの設計からご相談いただけます。
  • 復元には期限があります
    マージによって削除されたレコードは、Salesforceのごみ箱に入ります。復元する場合は、ごみ箱からレコードを戻したうえで、バックアップをもとにマージ前の状態を復元します。ごみ箱の保持期間を過ぎたレコードは復元できません。
  • 関連レコードの紐付け
    削除されるレコードに紐付いていた商談や取引先責任者は、マージ後に残したレコードへ紐付きます。

重複の発生要因は、登録ルールや入力経路にあります。SalesforceとMAの項目設計から見直す場合は、ツール・データ活用支援で対応します。

よくあるご質問

  • マージに失敗することはありますか
    あります。失敗した重複グループは処理されず、レコードは変更されません。マージ履歴から、成功した処理と分けて確認できます。
  • バックアップを期限なく保管できますか
    できます。保管日数に0を指定した場合、自動削除は行われません。不要になったバックアップは手動で削除できます。
  • 一度に処理できる件数に上限はありますか
    対象件数を確認したうえで、導入時にご案内します。自動実行の間隔を調整することで、1回あたりの処理量を抑えることもできます。

無料トライアルのお申し込み

重複レコードの検出からマージ、実行履歴の確認まで、一連の流れをお試しいただけます。

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